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【再掲】人の心とか無いんか 元カノのはなし

2026年03月27日 00時00分

本日は元カノの推しキャラについて

元カノの推しキャラがね……

なんかもう、揃いも揃って “人の心とかないんか”枠 が多かったんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん前提として言っておくと、推しは自由。

悪役を好きになるのも、性格が終わってるキャラを好きになるのも、全然悪いことじゃない。

むしろ物語って“綺麗な人間”だけじゃ成立しないし、歪んだ魅力があるから刺さるってのは分かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時の俺は普通に心配になった。

「え、好きになるタイプそこ!?」

「そのキャラが言ってるセリフ、だいぶ倫理が床に落ちてない!?」

「いや元カノは優しい人なんだけど……推しだけ治安が悪すぎる……」って。

 

 

 

 

 

 

 

でもね、今なら落ち着いて言える。

 

二次元は二次元、三次元は三次元。

推しの趣味=その人の人格、って短絡するのは違う。

現実の恋愛と、作品の趣味って、似てるようで別物。

むしろ「現実はちゃんとしてる人ほど、二次元で刺激強めを摂取してバランス取ってる」説まである。

 

というわけで今日は、元カノの推しの“治安”を振り返りつつ、

最後はいつもの「歴史人物紹介」まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず元カノの推し筆頭が、呪術廻戦の 禪院直哉。


 

 

初手からもう答え合わせみたいなキャラ。

 

 

 

 

 

 

直哉って、見た目は若くて爽やかな雰囲気もあるし、服装もシャツのボタンきっちり留めてたり、口調も一見落ち着いてる。

なのに中身は、プライドと見下し癖と煽り癖が詰め合わせセット。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも「ただ性格が悪い」だけじゃなくて、育ちが良くて家柄が良くて、御三家の名家の御曹司としての“上品さ”も表面にある。

この“品の良さ”が、逆に嫌味を増幅させるんですよね。

丁寧に話してるのに、言葉の節々で相手を下に置いてくるタイプ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに彼って、禪院家の精鋭「炳」の筆頭で、特別1級呪術師。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、口だけの嫌なやつじゃなくて、ちゃんと強いし、ちゃんと結果も出してる。

だからこそ「自分が次の当主で当然」みたいな思想も、本人の中ではリアルに成立してる。

 

で、このキャラの面白いところは、

努力家で向上心があるっていう、好意的に見られる要素も持ってること。

 

圧倒的強者(甚爾とか五条)を“アッチ側”と理解して、劣等感を抱きつつも、そこに追いつこうとする闘争心がある。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こいつ性格は終わってるけど、強さに対しては真剣だな」っていう、変な説得力がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ただし最終的に出力されるのが、あの人格なんだけど。

努力した結果が“ドブカスの煽り”に変換されるの、逆にすごい。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして人気が出るのも分かる。

**嫌いになりきれない“悪辣な完成度”**がある。

 

元カノがこれ推してた時、僕はずっと心の中で思ってました。

 

「好きになる理由は分かる。でも選ぶ方向性が怖い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次が 足立透。



これはもう、当時の僕の中で一番「え、そこ?」ってなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

表向きは「ダメ刑事」。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頼りない、ヘタレ、仕事も雑、ちょいちょい情報漏らす、叱られる。

周りからもズッコケ扱いされるくらいのポンコツ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもそれが全部、ある意味“仮面”なんですよね。

本性が出た瞬間、空気が一気に冷える。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己中心的で、傲慢で、他人を見下して、世界に拗ねてる。

しかも自分の不満や空虚さを、外側にぶつける方向で暴走する。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足立って、悪役としての分かりやすさもあるけど、

同時に「育ち」や「職場での評価」や「人生の詰み感」みたいな、現実味も背負ってる。

だから嫌悪だけで終わらないんですよ。

「これは…現実にもいそうな、拗らせ方だな」っていう嫌なリアルさ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・自分の都合で他人を巻き込む

・責任を外部に転嫁する

・大義っぽい言葉を借りて正当化する

・でも内心は空っぽで、結局“虚無”のまま

 

このタイプの悪って、現実にもいるからこそ、刺さり方が鋭い。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、足立も完全に“感情ゼロの怪物”かというと、そうじゃない匂いがある。

堂島家とのやりとり、菜々子への感情の揺れ、あの辺の描写があるからこそ、

「もし違う道があったら…」っていう余白が生まれる。

だから人気があるのも、正直分かる。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……分かるけど、当時の僕は普通に言いました。

 

「推し、治安悪すぎるだろ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、元カノの推しの中で「最大級の圧」がこれ。

Fateのギルガメッシュ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルって一言で言えば「傲慢」「暴君」「唯我独尊」「危険人物」。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作中でも「逆らえば殺す」みたいな思想が根底にあって、基本的に優しくはない。

むしろ冷酷で、価値のないものは切り捨てる。

この時点で“人の心”という概念は置いてきぼりです。

 

でもギルガメッシュって、ただの悪役じゃない。

ここがややこしくて、そして魅力なんですよ。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルは「王であること」を絶対の軸にしてる。

つまり、善悪じゃなくて、王としての価値基準で世界を見てる。



 

  • 世界=自分の庭
  • 宝=自分の所有物
  • 聖杯も元々は自分の財の一つ
  • それを他人が奪い合うのが気に食わない
  • だから参加する(願望器としてはどうでもいい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この発想って、倫理観としては終わってるんだけど、

キャラのロジックとしてはブレがない。

ギルガメッシュは“自分のルール”の中で生きてる。



 

そして面白いのが、ギルって「興味ない相手」には本当に容赦ないのに、

認めた相手には意外と耳を傾けるし、

価値があると判断したものには、ちゃんと評価を与える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえば『Fate/Zero』の聖杯問答。



セイバー(騎士王)とイスカンダル(征服王)とギルの王談義は、

ただの口喧嘩じゃなく、三者の“王道”のぶつけ合いなんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

ギルはセイバーの理想にケチをつけつつも、完全否定ではない。

イスカンダルの豪胆さにも関心を示す。

つまり「王として語る価値がある相手」には、ちゃんと向き合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それがギルの怖さでもあり、魅力でもある。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルガメッシュって、冷酷なんだけど、

臣下=“自分のために働いた存在”には報酬を出すんですよ。



 

「タダ働きは王の沽券に関わる」

この感覚、普通に好きです。

善人ではないけど、“王としての美学”はある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それって要するに、ギルの世界では

優しさじゃなく、秩序(ルール)で人を扱うってことなんですよね。

 

だからこそ、ギルが一番嫌うのって、

中途半端に媚びたり、筋を通さずに得をしようとするやつ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆に、堂々としてるやつ、覚悟があるやつ、価値を示せるやつは嫌いじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルの戦い方は、まさに“王”。



 

  • 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)で宝具を雨あられ

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 原典宝具を物量で叩きつける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • それでも相手を見極めて、格を認めたら本気を出す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 最後の一撃に「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」

 

 

 

 

 

 

 

これ、ただのチートじゃなくて、

「世界の宝を所有した最古の王」という設定を戦闘に落とし込んでるのが強い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてギルは慢心しがちで、そこが弱点にもなる。

“格下”と判断した相手に油断して、思わぬ反撃を食らう。

でもそれすら「王の傲慢さ」としてキャラに噛み合ってる。

 

……というわけで、ギルは“人の心がない”というより、

人の心とは違う座標で生きてるんですよね。

優しさじゃなく、王の尺度。

善悪じゃなく、王かそれ以外か。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからこそ、元カノが推すのも分かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■本日の歴史人物紹介

ギルガメッシュ(メソポタミア神話)

 

 

さて、ここからいつもの「歴史人物紹介」なんですが、

今日はもちろん、Fateの元ネタ側――神話のギルガメッシュをがっつりいきます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルガメッシュは、古代メソポタミアの英雄譚『ギルガメシュ叙事詩』の主人公として描かれる、伝説的な王。



作品の中では、

 

  • 「全てを国の果てまで見通した」
  • 「全てを味わい、全てを知った」
  • 「知恵を極めた」
  • 「深淵を覗き見た人」

 

 

みたいに、やたらスケールの大きい言葉で語られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルガメッシュは父が伝説的な王ルガルバンダ、母が女神ニンスン。

そして彼自身は「2/3が神、1/3が人」――半神半人。

この時点でもう、人間の枠に入ってない。

 

神々から知恵や力を授かり、容姿すら神々が“形作った”とされる。

神話によって細部は違っても、「神が仕上げた特別な王」という扱いは共通です。

 

そして彼は怪力無双。

重い武装を身につけ、巨大な武器を扱い、武勇に優れた英雄として語られる。

でも、ここが重要で

 

ギルガメッシュは「神に近い」存在なのに、性格はめちゃくちゃ人間的なんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叙事詩のギルガメッシュは、最初から理想の王として登場するわけじゃない。

むしろ「強すぎるがゆえに増長し、民を苦しめる暴君」として描かれることも多い。

 

圧倒的な力を持っている。

誰も逆らえない。

だからこそ、やりたい放題になりやすい。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この“強者の傲慢”って、現代の物語にも通じますよね。

Fateギルの傲慢さも、ここの原型がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神々は「このままだとウルクが持たない」と判断して、

ギルガメッシュを諌めるために、彼と同等の力を持つ存在――エンキドゥを作る。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして二人は激しく戦う。

死力を尽くしてぶつかり合う。

でも決着がつかない。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、二人は互いの力を認め合い、抱き合って親友になる。



 

ここがギルガメッシュ神話の“核”のひとつだと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルガメッシュって、

誰も対等に扱えなかった王が、初めて対等を得たんですよ。

 

王として孤独だった存在が、

友を得ることで変わっていく。

 

これが、ギルガメッシュを“ただの暴君”で終わらせない。

むしろ、彼を英雄として語り継がせる最大の理由だと思う。

 

 

 

 

 

ギルガメッシュとエンキドゥは共に冒険し、

森の守護者フンババを討ったり、天の牡牛を退治したりする。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この辺は、英雄譚としての王道。

そしてこの“英雄の成功”が積み重なるほど、

物語は残酷な方向に動く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルガメッシュにとって最大の転機は、エンキドゥの死。

 

親友を失ったギルガメッシュは、気が触れたように悲しむ。

彼が目を覚ますんじゃないかと信じて、腐るまでそばを離れなかったとも語られる。

 

ここから彼は、“死”を恐れるようになる。

眠りすら怖くなる。

眠る=死に近い。

王であり、半神であり、怪力無双なのに、

「死」という現実の前では無力になる。

 

この瞬間、ギルガメッシュは“神話の英雄”である前に、

ただの一人の人間になる。

 

そして彼は、不死を求めて旅に出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルガメッシュは“不老不死”の知識を求め、

賢人ウトナピシュティム(ジウスドラ)に辿り着く。

 

でも結局、完全な不死は手に入らない。

あるいは、得たとしても失う。

神話ってそういうものです。

 

重要なのは、

「不死を得ること」よりも、

「死を知ってしまった王が、それでも生き方を選び直す」って部分。

 

ギルガメッシュは最終的に、王として国へ戻り、

ウルクの城壁を築き、責務を果たし、

“自分が生きた証”を残す方向へ向かう。

 

不死ではなく、

有限の人生の中で何を残すかへ。

 

これが、ギルガメッシュ叙事詩の余韻だと思うんです。

 

そしてこの神話側のギルガメッシュの“人間性”があるからこそ、

Fateのギルガメッシュも、単なる暴君では終わらない。

王の傲慢さ、孤独、価値基準、友(エルキドゥ)への特別さ――

全部、神話から地続きで繋がってる。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性格が悪いキャラが大好きな元カノ

しかし進撃の巨人のリヴァイも好きだったんですよ。



 

リヴァイも言葉は厳しいし、冷たく見えるし、容赦ないところもあるけど、

根っこは仲間想いで、責任感があって、筋が通ってる。

“人の心”はちゃんとあるタイプ。

 

つまり、元カノの好みって、

「下衆が好き」っていうより、

 

  • 強い
  • 芯がある
  • ねじれがある
  • 物語を動かす“圧”がある

 

 

そういう“濃いキャラ”が好きだったんだろうなと、今は思います。

 

当時の僕は心配してたけど、今は結論が出ました。

 

二次元は二次元、三次元は三次元。

推しが治安悪くても、現実の人間関係は別。

むしろ「現実では選ばない刺激」を二次元で摂取してるだけかもしれない。

 

……とはいえ。

 

禪院直哉推しは、初見はやっぱりビビる。

これは今でも譲れない。



 

 

 

今でも実家帰った時たまに元カノに会って話してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日はこんな感じ

 

 

 

 

 

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