死生観 - マスター - BEACON・ビーコン - 静岡 昭和町のガールズバー
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静岡 昭和町 ガールズバー
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死生観
2026年08月11日 19時15分
歴史を学びなおしている旅の途中。
吉田松陰の生き様、思想に少し触れなおして、
震えました。
吉田松陰、享年30歳。
歴史を勉強していると、
昔の人って、とんでもなく早熟だなと思うことがあります。
吉田松陰なんて、まだ少年と呼べるような年齢から藩主を前に講義をしていたという。
現代で考えると、ちょっと想像できない。
そしてこれは歴史上の人物に限った話でもなくて。
例えば、尾崎豊。
享年26歳。
26歳までに、あれだけの楽曲を残していた。
若い頃にしか出せないような、
凄まじいエネルギーの放熱。
もちろん、
「若くして亡くなったからこそ伝説になった」
という見方もあると思います。
でも、改めて並べてみると驚きます。
【享年】
坂本龍馬 33歳
高杉晋作 29歳
樋口一葉 24歳
太宰治 38歳
芥川龍之介 35歳
中原中也 30歳
山田かまち 17歳
正岡子規 34歳
ジャンヌ・ダルク 19歳
沖田総司 26歳
三島由紀夫 45歳
ジョン・レノン 40歳
hide 33歳
樋口一葉なんて、
今ではお札にまでなっている人が24歳で亡くなっている。
ロックスターの世界には、
27歳で亡くなったミュージシャンたちを指す
「27クラブ」なんて言葉もあります。
カート・コバーン
ジミ・ヘンドリックス
ジム・モリソン
エイミー・ワインハウス
ブライアン・ジョーンズ
など。
カート・コバーンのNirvana、
ジム・モリソンのThe Doorsなんかは、
若い頃かなり聴いていました。
若くして、あの色気。
あの歌詞。
あの世界観。
どこから出てきたんだろうと思う。
余談ですが、
前回ブログに書いたTATTOOの話。
ガキの頃、自分で入れたデザインは
映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の影響でした。
ミッキーとマロリーが繰り広げる狂気の旅。
あの映画は何回観たことか。
そして劇中で印象的に使われていたのが、
The Doorsの曲でした。
そこからThe Doorsを聴き、
オリバー・ストーンを知り、
クエンティン・タランティーノを知り……
ひとつの作品から、次の作品へ。
芋づる式にいろんなものを辿っていったことを、
今でも覚えています。
クエンティン・タランティーノ。
若い方には聞き覚えがないかもしれませんが、
映画『キル・ビル』の監督です。
そして『キル・ビル』といえば、あのテーマ曲。
最近では井上尚弥選手の試合でも、
試合前に生演奏されている、あの曲。
布袋寅泰さんの
「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」。
タランティーノがこの曲を気に入り、
『キル・ビル』で使われたことで世界的にも知られる曲になった。
カッコいいぜ。
……と、
だいぶ寄り道しました。
話を戻します。
人が亡くなる、とは
どういうことなんでしょう。
誰もが、いつか亡くなる。
私も今年、父を亡くしました。
そして私自身も、間もなく47歳になります。
若い頃は「死」というものが、
ずっと遠くにあるような感覚がありました。
でも、この年齢になると、
知っている人が亡くなることも少しずつ増えてくる。
そして当然、
明日は我が身でもある。
そんな「死」に対する心の持ち方として、
深く心に沁みた言葉があります。
甲本ヒロトさんが、
偉大な先輩が亡くなったあとに語った言葉。
「いなくなったことはもうどうでもいい
そんな大したことじゃない
いたってことがすごいんだよ。
いたってことに比べたら
いなくなったことなんか大したことじゃない」
この言葉が、とても好きです。
人は、
「亡くなった」という事実に目を奪われる。
何歳で亡くなった。
もっと生きていてほしかった。
まだ早かった。
もちろん、そう思う。
だけど、
30歳までしか生きられなかった吉田松陰ではなく、
吉田松陰という人間が、この世に30年間「いた」。
26歳で死んでしまった尾崎豊ではなく、
尾崎豊という人間が、この世に26年間「いた」。
その人が確かに存在して、
何かを考えて、
誰かを愛して、
何かを作って、
誰かの人生に何かを残した。
「いなくなったこと」より、
「いたこと」のほうが遥かに大きい。
そう考えると、
死というものの見え方が少しだけ変わる気がします。
僕の中で、
甲本ヒロトと真島昌利は、
ずっと憧れの詩人です。
そして歴史を学びなおしていると、
結局、歴史というものも、
「もういない人たち」の話ではなく、
「確かにいた人たち」の話なんじゃないか。
そんなことを思いました。
果てしなく長く書き綴ってしまいそうなので、
この辺で。
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