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家の中に井戸がある?茨城県最恐と噂される「S邸」の不思議

2026年09月14日 00時00分

皆さんは「間取り図」を見て、怖いと感じたことはありますか?

普通の間取り図なら、

「この部屋は広くて住みやすそう」

「キッチンとリビングが近くて便利そう」

「ここにベッドを置いたら良さそう」

というように、そこで暮らす様子を想像するものだと思います。

ところが、世の中には見れば見るほど、

「どうしてこんな造りになっているんだろう?」

「この部屋は何のために作られたの?」

「なぜ、ここからしか入れないの?」

と、不安になってしまう間取りも存在します。

今回は、心霊系のYouTubeや配信などで取り上げられ、ネット上で「茨城県最恐の事故物件」とも呼ばれている「S邸」について書いていきます。



僕は高校と大学を茨城県で過ごしていたので、「茨城県にこんな場所がある」と聞くだけでも、ほかの地域の心霊スポットより少し身近に感じます。

ただし、今回紹介する事件や過去については、あくまでもインターネットや動画内で語られている噂が中心です。

公的な記録によって確認されていない情報も多いため、すべてを事実として断定するものではありません。

その点をご理解いただいたうえで、ひとつの都市伝説として楽しんでいただけたらと思います。

茨城県の「S邸」とは?

S邸は、茨城県内に存在するとされている古い一軒家です。

普通の廃墟とは少し異なり、心霊物件を使った検証企画や宿泊イベントなどを行っている「暗夜-ANNYA-」の企画で公開され、多くの心霊系YouTuberや配信者が訪れたことで有名になりました。

建物の正確な場所については、いたずらや無断侵入などを防ぐため、一般には広く公開されていません。

S邸がここまで注目された理由は、単純に「幽霊が出ると噂されているから」だけではありません。

この家には、間取り図を見ただけでも違和感を覚えるような、不思議な構造がいくつも存在するといわれています。



家の中にある井戸。

不自然に突き出した浴室。

和室を通らないと入れないトイレ。

二階にあるにもかかわらず、家の中から入れない物置。

そして、ネット上で「監禁部屋」と呼ばれている場所。

ひとつだけなら、増築や改装を繰り返した古い家では、それほど珍しいことではないのかもしれません。

しかし、それらが同じ建物の中に集まっているとなると、一気に不気味さが増してきます。

幽霊の姿が映っていなくても、「この家は何かがおかしい」と感じさせる。

それがS邸の最大の怖さなのかもしれません。

家の中に存在する井戸



S邸を語るうえで、特に有名なのが「屋内にある井戸」です。

井戸と聞くと、多くの人は庭や家の裏側にあるものを想像すると思います。

昔の住宅では生活用水を得るために井戸が使われていましたし、現在の建物の中に古い井戸が残されていること自体は、絶対にあり得ない話ではありません。

最初は屋外にあった井戸が、家の増築によって室内へ取り込まれた可能性も考えられます。

それでも、「家の中に井戸がある」と聞くと、どうしても不気味な想像をしてしまいます。

薄暗い室内。

床に開いた深い穴。

底がどこまで続いているのか分からない暗闇。

中をのぞき込んでも、光が届かず、何も見えない。

井戸という存在には、ただの水をくむ設備とは思えない独特の怖さがあります。

外にある井戸ならまだしも、それが生活空間の中にあると考えると、夜中に一人で近づくのはかなり勇気が必要です。



しかもS邸については、

「過去に遺体が井戸へ捨てられた」

「家の中で事件が起こり、井戸が使われた」

といった噂まで語られています。

ただし、このような事件が実際に発生したことを証明する、確実な警察発表や大きな報道記録は確認されていないようです。

そのため、現時点では事実というよりも、S邸を取り巻く都市伝説のひとつとして考えた方が良いと思います。

それでも、一度その話を聞いてから井戸を見ると、もう普通の井戸には見えません。

何も知らずに見たときと、恐ろしい噂を聞いてから見たときでは、同じ場所でも感じ方がまったく変わります。

人間の想像力というものは、ときに幽霊そのものより怖いのかもしれません。



不自然に突き出した浴室

S邸の間取りでもうひとつ指摘されているのが、浴室部分の不自然な出っ張りです。

一般的な住宅であれば、浴室や洗面所はある程度まとまった位置に配置されます。

ところがS邸の浴室は、建物のほかの部分と比べて形が合わず、後から無理やり付け足したようにも見えるといわれています。

もちろん、古い住宅であれば、生活に合わせて浴室を増築した可能性もあります。

昔は家の外に風呂があったり、離れた場所に風呂場が作られていたりすることもあったそうです。

そう考えれば、必ずしも異常な構造とは限りません。

しかし、ほかにも不可解な場所が多いS邸では、この浴室の形まで何か特別な理由があるように感じてしまいます。

浴室は、家の中でも特に無防備になる場所です。

服を脱ぎ、水音によって周囲の物音も聞こえにくくなります。

鏡や排水口、曇った窓。

心霊作品で使われやすい要素がそろっているため、ただでさえ恐怖を感じやすい場所でもあります。

もし自分がS邸の浴室へ一人で入り、

誰もいないはずの廊下から足音が聞こえたり、

曇った鏡に自分以外の人影が映ったりしたら……。

僕だったら、シャワーを止める余裕もなく逃げ出すと思います。

和室からしか入れないトイレ

続いて紹介するのは、「和室からしか入れないトイレ」です。

普通の住宅であれば、トイレは廊下や玄関付近など、どの部屋からでも利用しやすい場所に作られます。

しかしS邸には、特定の和室を通らなければ入れないトイレがあるといわれています。

つまり、その和室を誰かが使っている場合でも、トイレに行くためには部屋の中を横切らなければならないということです。

家族で暮らすことを考えると、かなり不便な動線です。

どうしてその位置にトイレを作ったのか。

最初からこのような間取りだったのか。

増築によって廊下がなくなったのか。

それとも、その和室とトイレには何か特別な役割があったのか。

詳しい理由が分からないからこそ、いろいろな想像が膨らみます。

夜中、トイレに行きたくなって和室の襖を開ける。

部屋の中には誰もいない。

しかし、畳の上を歩いている途中で、背後から襖が閉まる音がする。

振り返っても誰もいない。

そのままトイレへ入り、用を済ませて扉を開けると、先ほどまで何もなかった和室の中央に誰かが座っている……。

実際に何かが起きたという話ではありませんが、不自然な間取りを見ていると、ついそんな場面まで想像してしまいます。

便利さを考えて作られるはずの住宅で、明らかに使いにくそうな構造を目にすると、それだけで「普通ではない理由があったのではないか」と感じてしまうのです。

二階なのに外からしか入れない物置

S邸には、二階にあるにもかかわらず、室内から直接入れない物置が存在するといわれています。

家の中の階段を上がっても、その物置につながる扉がない。

入るためには一度外へ出て、外側から近づかなければならないという不思議な構造です。

これも増築の結果だと考えれば、説明できないわけではありません。

建物を少しずつ広げていくうちに、以前は使えた入口が塞がれたり、外側からしか利用できない空間ができたりすることはあると思います。

しかし、二階にある部屋へ外からしか入れないというのは、やはり気になります。

その部屋には何が置かれていたのか。

なぜ家の中から入れないようにしたのか。

住んでいた人たちは、どのような方法で利用していたのか。

そして現在、その扉の向こうには何が残されているのか。

外からしか入れない部屋というだけで、家の中から切り離された秘密の空間のように感じられます。

もしも家の中にいるとき、その物置から物音が聞こえたらどうでしょう。

室内から確認する方法はありません。

誰かが外から入ったのか。

動物が入り込んだのか。

風で何かが倒れたのか。

それとも、最初から中に「何か」がいたのか。

見に行くには一度家を出て、暗い外を回らなければならない。

僕なら絶対に朝まで確認できません。


 

 

 

「監禁部屋」と呼ばれる場所



S邸の中でも最も物騒な名前で呼ばれているのが、いわゆる「監禁部屋」です。

この名称は、その部屋で実際に監禁事件があったと証明されているから付けられたものではありません。

外側から閉じ込めることができるように見える扉や、不自然な鍵の構造などから、ネット上や動画内でそう呼ばれるようになったとされています。

そのため、「監禁部屋」という言葉だけが一人歩きしないように注意が必要です。

とはいえ、普通の生活を送るための部屋に、なぜ外から人を閉じ込めるような構造が必要だったのかという疑問は残ります。

倉庫として使っていた。

子どもや動物が危険な場所へ入らないようにしていた。

防犯上の理由があった。

昔の持ち主が独自に改造した。

現実的に考えれば、さまざまな可能性があります。

しかし、「この部屋で誰かが監禁されていた」という噂を先に知ってしまうと、普通の扉や鍵まで異様なものに見えてきます。

扉の内側には何が残っているのか。

壁にある傷は、誰が何のためにつけたものなのか。

部屋の中から扉をたたいた人がいたのではないか。

そうした想像が、部屋の怖さをさらに大きくしていきます。

S邸では壁に生々しいシミのようなものがあり、「血痕ではないか」と噂されたこともあるそうです。

しかし、古い建物の壁には雨漏り、湿気、カビ、錆、塗料の変色などによって、さまざまな汚れが生まれます。

見た目だけで血痕だと判断することはできません。

それでも、暗い部屋の中で懐中電灯に照らされた赤黒いシミを見たら、冷静に「これは雨漏りだ」と考えるのは難しいと思います。

監禁・殺人・遺棄の噂

S邸について調べると、過去に監禁や殺人、遺棄事件があったという非常に恐ろしい話が出てきます。

空き家だった時期に誰かが連れ込まれた。

家の中で命を奪われた。

遺体が屋内の井戸へ捨てられた。

そのような話が、心霊系の動画やネット上で語られています。

ただ、繰り返しになりますが、この事件については確実な警察発表や報道などによる裏付けが確認されていません。

噂として語られている内容と、確認された事実は分けて考える必要があります。

ネット上の怖い話は、多くの人に語られていくうちに内容が少しずつ変化することがあります。

最初は「何か事件があったらしい」という曖昧な話だったものが、

「監禁事件があった」

「殺人事件だった」

「遺体は井戸に捨てられた」

というように、具体的な物語へ変わっていくこともあります。

具体的であるほど本当らしく感じますが、詳しく語られているからといって、それが事実であるとは限りません。

S邸の場合、屋内の井戸や特殊な扉といった実際に目で確認できる要素があるため、噂と建物の構造が結びつきやすかったのだと思います。

井戸がある。

外から鍵をかけられるように見える部屋がある。

壁に不気味なシミがある。

それぞれは別々の理由で生まれたものかもしれません。

しかし、それらを一本の物語としてつなげると、「この家で恐ろしい事件が起きた」という説が完成してしまいます。

真相が分からない空白を、人間の想像が埋めていく。

S邸は、幽霊だけでなく、人間の想像力によって怖さが増幅していった場所ともいえそうです。

二階の窓に立つ人影

S邸では、誰も住んでいないはずの二階の窓に、人のような影が立っていたという目撃談も語られています。

窓の向こうから外を見つめる人影。

近づいて確認しようとすると消えている。

あるいは、家の中を調べても誰も見つからない。

心霊スポットの噂としては定番に近い話ですが、実際にその建物の外から二階の窓を見上げる状況を想像すると、かなり怖いです。

カーテンや家具の影。

窓ガラスへの反射。

木の枝。

撮影者自身の姿。

人影のように見えるものには、さまざまな原因が考えられます。

古い窓ガラスはゆがんでいることもあり、光や周囲の景色が人の顔のように見える場合もあります。

それでも、こちらを見下ろしているような形が一度でも見えてしまったら、理屈だけで恐怖を消すことはできません。

しかも家の中へ入った後は、

「あの窓にいたものは、今どこにいるのか」

という新しい恐怖が生まれます。

外から見えていた人影が、もし窓から離れただけだとしたら。

今度は家の中を歩いているかもしれない。

そう考えた瞬間、廊下の奥や背後の暗闇まで気になってしまいます。

多くの配信者が訪れたことで有名に

S邸が全国的に知られるようになった大きな理由のひとつが、YouTubeやライブ配信です。

心霊系YouTuberによる検証だけでなく、にじさんじ所属のバーチャルライバー・ましろ爻さんに関連する企画や、お笑いコンビ・デニスさんの公式YouTubeチャンネル「デニスの怖いYouTube」などでも取り上げられ、心霊好きの間で一気に知名度が上がりました。

動画では、出演者が建物の中を歩きながら、奇妙な間取りや井戸などを確認していきます。

視聴者は画面越しに見ているだけなので、本来なら安全なはずです。

それなのに、暗い廊下の奥に何かが映ったような気がしたり、出演者の背後が気になったりします。

「今、何か聞こえなかった?」

「奥の部屋に誰かいなかった?」

「さっき扉が動いていなかった?」

コメント欄で同じ場所を気にしている人を見つけると、自分の見間違いではなかったような気持ちになり、さらに怖くなります。

心霊動画の面白いところは、出演者だけではなく、視聴者も一緒に検証へ参加しているような感覚になれることです。

イヤホンをして音を大きくし、画面の暗い部分までじっと見る。

何かを見つけたい気持ちはある。

でも、本当に見つけてしまったら怖い。

その矛盾した気持ちが、心霊動画の魅力なのだと思います。

ただでさえ奇妙な造りをしているS邸は、動画との相性が非常に良い場所です。

何も起きていない時間でさえ、間取りそのものが不安を与えてきます。

次の角を曲がったら何があるのか。

閉まっている扉の向こうに何があるのか。

井戸の底から音が聞こえないか。

建物全体がひとつの巨大なお化け屋敷のように感じられます。

本当に怖いのは「説明できないこと」

個人的にS邸で一番怖いと思うのは、幽霊の姿や怪奇現象よりも、「なぜこのような家になったのか分からない」という部分です。

家は本来、人が安心して暮らすための場所です。

玄関から入り、廊下を歩き、リビングで過ごし、風呂に入り、寝室で眠る。

それぞれの部屋には役割があり、生活しやすいようにつながっています。

ところがS邸では、その当たり前が少しずつ崩れています。

屋内に井戸がある。

トイレへ行くために和室を通る。

家の中から入れない二階の物置がある。

外から閉じ込められるように見える部屋がある。

ひとつひとつは説明できるかもしれません。

しかし、建物の歴史や増築の経緯を知らない人が見ると、その空白へ恐ろしい理由を当てはめたくなります。

「誰かを隠すためだったのではないか」

「外へ逃げられないようにしたのではないか」

「井戸には見られてはいけないものが入っていたのではないか」

こうした想像が始まると、ただの古い家が、恐ろしい物語を持つ屋敷へ変わっていきます。

幽霊が出るかどうかは分からなくても、「過去にここでどんな生活が行われていたのか分からない」という事実は残ります。

それがS邸の持つ、独特の不気味さなのだと思います。

僕は泊まれるのか?

ここまでS邸について書いてきましたが、もし「一晩泊まってください」と言われたら、僕はたぶん無理です(笑)

昼間に何人かで見学するだけなら、少し興味はあります。

間取り図を持ちながら、

「これが例の井戸か」

「この先が外からしか入れない物置なのか」

と確認してみたい気持ちはあります。

でも、夜になって照明を消し、一人で朝まで過ごすとなると話は別です。

風で建物がきしむ音。

天井裏を動物が歩く音。

水滴が落ちる音。

古い家では当たり前に起こる音だとしても、S邸の噂を知った状態では、すべてが怪奇現象に聞こえてしまうと思います。

特に無理なのは、屋内の井戸の近くで過ごすことです。

井戸の中から水音がした。

石が落ちるような音がした。

誰かに名前を呼ばれたような気がした。

そんなことが一度でもあれば、朝を待たずに逃げ出す自信があります。

心霊スポットへ行く人の中には、怖がりながらも一人で暗い部屋へ入れる人がいますが、本当にすごいと思います。

僕なら入口で帰りたくなります(笑)

興味があっても無断では入らないように

S邸について調べて、「実際に見てみたい」と思う人もいるかもしれません。

しかし、心霊スポットとして有名だからといって、自由に立ち入ってよいわけではありません。

S邸は、誰でも勝手に入れる放置された廃墟ではなく、所有者や管理者が存在する物件として扱われています。

許可なく敷地や建物へ入れば、不法侵入になる可能性があります。

また、古い建物には床の腐食、天井の落下、割れたガラス、釘、害虫など、心霊現象とは別の現実的な危険があります。

井戸が残っているのであれば、転落事故の危険も考えなければなりません。

興味がある場合は、必ず管理者による正式な企画や、許可されたイベントを利用することが大切です。

正確な場所を探し出して押しかけたり、近隣の住宅へ聞き込みをしたりする行為も迷惑になります。

心霊スポットでは、幽霊より先に法律や事故へ注意しなければなりません。

まとめ

今回は、茨城県にある有名な心霊物件「S邸」について紹介しました。

家の中に残された井戸。

不自然に突き出した浴室。

和室からしか入れないトイレ。

二階なのに外からしか入れない物置。

「監禁部屋」と呼ばれている特殊な扉のある空間。

これだけの要素がひとつの家に集まっているため、S邸は間取りを見るだけでも強い印象を残します。

さらに、監禁や殺人、井戸への遺棄、二階の窓に立つ人影といった噂が加わり、「茨城県最恐」と呼ばれるほど有名になりました。

ただし、語られている事件について、確実な裏付けが確認されているわけではありません。

噂は噂として楽しみ、事実と混同しないことも大切です。

僕がS邸について調べていて感じたのは、心霊スポットの怖さは「幽霊が出た」という話だけで作られるものではないということでした。

不自然な間取り。

理由の分からない扉。

用途の分からない部屋。

誰が、いつ、何のために作ったのか分からない空間。

そうした説明のつかない部分を見ると、人間は頭の中で理由を探し始めます。

そして真相が分からないほど、最も恐ろしい物語を想像してしまいます。

S邸は、建物そのものが怪談を語っているような場所なのかもしれません。

皆さんは、もし正式な許可を得て参加できるとしたら、S邸で一晩過ごしてみたいですか?

僕は動画で見るだけにしておきます(笑)

それでは、また次回のブログで👋

※本記事は、動画やSNSなどで紹介されている情報・都市伝説をもとに構成しています。S邸で事件が起きたことや、心霊現象が存在することを事実として断定するものではありません。また、私有地や管理物件への無断侵入は絶対におやめください。

 

 

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