スナックのチーママって、優しくて面白くて、個性的な女性が多いですよね!チーママのファンでスナックに通っている男性陣も多いはず。しかし「そもそもチーママってなんだろう?」と考えたとき、具体的な役割は?給料は?チーママってどうやってなるの?など、さまざまな疑問も浮かんできます。そこで今回の記事ではスナックのチーママにスポットを当て、超詳しく解説!知られざるナイトワークの裏側を覗いてみてくださいね♡
スナックのチーママとは副店長的なお店のNo.2のこと
ものすごく端的に表すと、チーママとは副店長的な役割を持ち、No.2として存在するホステスです。スナックでのNo.1はもちろんママですよね。オーナーの元で働く″雇われママ″もいるのですが、それでも実際にお店の女の子たちをまとめ、″店の顔″となるのはママです。
チーママは、そんなママを支える立ち位置であり、雇われママのお店では次期ママ候補としても期待されます。チーママはママと同じくらい存在感があるだけではなく、責任も大きくのしかかってくるポジションです。
一般の会社でもよくあるように、ママと女の子たちとの板挟みになることも……。しかし私が出会ってきたチーママさん達は、天真爛漫で強く賢い女性が多いと感じます!
なぜ、チーママにはそのような女性が多いのでしょうか?それはここから解説していく「チーママの仕事内容」や「チーママになるまでの過程」を知ると納得するかもしれません♪
スナックのチーママの仕事内容にはママのカバーも!
さて、もう少し具体的に「チーママはどんな仕事をしているのか」をお話しましょう。
- 営業・接客
- 顧客管理
- ママ代理
- 従業員の教育
もちろんチーママの仕事内容は店によって異なりますが、10人程度の女の子を雇っている規模のスナックであれば、上記した内容が一般的だと思います。それぞれ詳しくお伝えしていきますね。
営業・接客
チーママになると、営業や接客の数が増えます。「数が増えるってどういうこと?」と感じたかもしれませんが、言葉どおり回数が多くなるのです。
たとえば役職なしの女の子であれば、お客さんすべての席を周り、全員に挨拶する必要はありません。自分のお客さんが来ていればずっとその席に着いていられますし、そうじゃない場合でも、平気で1時間も2時間も同じテーブルから動かないときもあります。
しかしママと同じように店の顔として働くチーママは、やはりママ同様、ほとんどの席を周り挨拶していくのが一般的。忙しい日には20分も居られず、あちこちのテーブルで「頂きます」と「ごちそうさま」を繰り返しているママやチーママの姿を見かけた経験のある方もいるでしょう。
お店としてもママとチーママ、2人を店の顔として覚えてもらった方が、よりお客さんの印象に残りやすいメリットもあります。さらに営業に関しても、チーママは普通の女の子以上に、もしくはママ同等の働きをしなければいけません。
チーママが売上を落としては店全体の士気に関わります。また一般的にスナックで働くアルバイトの女の子たちは、そこまで営業熱心では無いんですね。本来なら他の女の子がやるべき営業も、チーママやママがカバーしてリピートに繋げているのです。
顧客管理
スナックはどのお店も常連さんで成り立っています。長く常連でいてもらうためには、いかに深い付き合いが出来るかどうか?がキーポイントとなりますよね。
そのため常連さんに年賀状を送ったり、お中元やお歳暮を渡したりする店も少なくありません。お中元やお歳暮は、「〇〇さんは今年たくさん来てくれるから一番いい品を送ろう」、「〇〇さんは手紙が好きだから一筆箋を入れよう」など、相手との付き合い加減で決めていきます。
スナックにおける「顧客管理」とは、こうしたことも含まれるのです。もちろん、日頃のボトルチェックや名刺の整理などは、基本中の基本。週に数回しか出勤しないアルバイトホステスでは、適切な顧客管理ができません。
前述した日頃のマメなテーブル周りや営業があってこそ、お客さんとの付き合いが深くなり、適切な顧客管理に結びつくのです。
ママ代理
チーママはママが不在のときにママ代理としても存在感を発揮します。お店によって「ママは土曜日休み」だったり、時々ママに長期休暇を取らせたりしますので、そういった場合に店をまとめる役割もチーママは担っているんですね。
お客さんの中にはやや癖の強い方もいて、アルバイトの女の子たちでは対応しきれない……なんて場合にもチーママが席に着いてサポートします。
スナックのチーママのお給料は多い?
さて、お給料についても気になってきているのではないでしょうか。店ごとに給料システムが違うため一概には言えませんが、スナックの場合アルバイトの女の子がボトルバックをもらえる店は少なく、基本的には時給のみ。
しかしチーママになると基本時給に加えてボトルバックや売上げバックが付きます。売上げバックが付くだけで+10万円以上の差になるので、かなり大きいですよね。
さらにチーママとはれっきとした役職ですので、月に2~3万円程度のお手当も付きます。地方繁華街では、月給にして30~40万円程度が相場ではないでしょうか。都内など大きなエリアではおそらく店ごとの差がより大きく開きます。
ちなみにアルバイトの女の子たちは、時給相場1,500~2,000円程度です!キャバクラなどと比べたらかなり低いのですが、呼べるお客さんの数や売上など、成績次第で上げてくれる店が大半となっています。
チーママはもちろんのこと、お気に入りの子がいるなら応援してあげてくださいね♡
スナックのチーママになるまでの過程
スナックでチーママになるには、どのような過程を経ていくのでしょうか?いろいろなパターンがありますので、いくつか見ていきましょう。
未経験で入店
ナイトワーク未経験で入店した場合、当然ですが最初はただの女の子として働きます。素質があると認められれば「追々はチーママやママに……」と期待されるかもしれませんが、未経験者が最初からチーママ候補として入店するケースはあまりありません。
1~2年程度働き、ある程度お客さんも呼べるようになってからチーママの話をされます。タイミングはその時点でのチーママが辞める、もしくはチーママ不在で営業してきた店など。
私の経験上ですが「チーママやってみない?」くらいあっさりと伝えられる店が多いです。
経験者で入店
経験者の場合には、入店からチーママ候補、もしくはそのままチーママとして入店するケースもあります。ただちょっと裏話ですが、チーママとして入店する場合、あまり他の女の子から良い印象は持たれません……。
無論、なかには最初から問題なく人間関係を築ける方もいるのですが、もともとオーナーと知り合いだったパターンが多いので、女の子からは「店のこと何も知らないくせに!」と反感を買ってしまいやすいんですね。
もしあなたの行きつけスナックに、新しいチーママが入店したら、ぜひリラックスできるように接してあげてくださいね!
スナックのチーママを目指す人は多い?
チーママをめざして入店するホステスはかなり少ないです。そもそもなぜナイトワークを始めるのか?を考えてみれば、やはり大多数は「お金」がきっかけ。
最初からナイトワークで生きていこう!と決めてる女性は少なく、「お金が貯まったら辞めよう」と目標を立てている人や、結婚や転職を機に辞めることを想定している人がほとんどなんですね。
しかし実際に働いてみて意外と肌に合っていたり、なんとなく続けているうちに本職になったりなど、その流れの中で「気付いたらチーママになってた」というタイプが多いと感じます。
最初から「いずれは自分の店を持つ」と目標を持っている女性もいますが、その場合目指すのはチーママではなくママですね。チーママはママになるためのステップに過ぎません。
スナックのチーママの語源や由来は小さいママ
「チーママ」の語源は「小さいママ」です。前述したとおり、スナックのチーママとはママを支える副店長ポジションを取り、時にはママ代理も努めます。
誰が言い出したかは分かりませんが、小さいママだからチーママ、と呼ばれるようになったんですね。余談ですが「ママ」の由来も実ははっきりとは分かっていません。
ただ、戦後飲み屋で店長として務める女性を米軍兵士たちが「マム」と呼び始めた説が有力です。
スナックのチーママにはどんなタイプの女性が多い?
スナックのチーママには、どのようなタイプの女性が多いのでしょうか?あくまでも傾向ですが、チーママに多いタイプをまとめてみました。あなたの行きつけスナックのチーママと比べてみてくださいね♡
トーク上手(盛り上げ上手)
スナックの中で「ママ」は、どちらかと言うと多くを語らず、聞き手に徹する女性が多いです。自ら笑いを取りに行くよりも、挨拶回りをしながら「お店の顔」として場を引き締める役割のイメージがあります。
ママが席に来るだけで着いている他キャストたちも背筋がピシッとしますし、お客様も「お!ママが来た!」となりますよね。
一方でチーママは、挨拶回りで忙しいママのサポート役として、席全体の舵を取ります。たとえばキャストがお客様を上手に接待できているかどうか?を見て、うまくコミュニケーションが取れていない子がいればフォローをします。
そのため色々なタイプのお客様に受け入れられ、さらに盛り上げ上手にもなる必要がある立場なんですね。ママよりも1箇所の席に長くついているときが多いので、自然とキャストからも頼られやすい存在になります。
サバサバ系の女性
これはチーママに限らず、長く水商売の世界で生きていく女性に多いのですが、良くも悪くもサバサバしているタイプが大半です。良い面としては、無理やり仲良くなろうとせず「嫌われてもいいや」のスタンスでいるサバサバさを持っている点が挙げられます。
悪い面としては、「嫌いな人は嫌い」とはっきりしすぎているサバサバさがあります。この点もお客様からすれば変に媚びる女性より好印象かもしれません。しかしキャストたちの中には、職場環境としてストレスに感じる人もいます。
水商売の世界はお客様だけではなく、働く女性との出会いも多いです。いろんな女性を見ていく中で、「嫌いな人にまで愛想をよくする必要はない」と感じる女性も珍しくはありません。
チーママになる人は、程度に差はあれどみんなそれなりに経験を積んでいます。そのため「サバサバしている」と感じるタイプの女性が多く見られるのです。
個性的(目立つ)
チーママになる人は、個性的なタイプが多いです。少し考えれば当然なのですが、チーママはママに次ぐ「店の顔」ですので、いい意味で目立つ存在であるべきなんですね。
お客様にとってあまり印象に残らないようなタイプでは、チーママにはなれません。そして目立つかどうかに、ルックスはあまり関係ありません。
世間的に美人と言われる人ではなくても、どこか華があったり、人格的に大勢の人から愛されるタイプだったり、目立つ要素はその人それぞれが持つ個性です。
A店では目立つことが出来なかった人が、B店に移ったとたんに輝くケースも意外と多くあります。水商売において「店との相性」はとても重要なんですよ♡
チーママになるほどの人は、その店との相性も良いはず!ぜひ、応援してあげてくださいね。
まとめ
今回はスナックのチーママについてまとめてきました。解説してきたとおり、チーママの仕事・役割は多岐に渡ります。
- チーママは副店長的ポジション!「小さいママ」の略
- チーママのお給料は月30~40万円程度が相場
- チーママには最低1~2年経験してからなるのが一般的
- 最初からチーママになりたくて入店する人は少ない
- チーママにはトーク上手・盛り上げ上手が多い
- チーママにはサバサバ系の女性が多い
チーママの仕事内容や存在意義など、なんとなく掴めたでしょうか?とはいえ当然ですが、お店や人によって差があります。10軒あれば10通りのスナックがありますので、チーママもそれぞれです!
スナック巡りでは、それぞれの店やチーママの個性を見つけるのも楽しんでくださいね♡
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