ガールズバーを開業するまでのステップや資金調達方法などを具体的に説明!

ガールズバー

今回はガールズバーの開業を考えている方に向けて、開業するまでのステップ・資金について詳しく解説します。ガールズバーはキャバクラよりも開業資金・人件費ともにおさえられるため、初めての水商売としては比較的安全な選択肢です。とはいえ1つひとつのステップに抜けがあっては、開業後のやりくりが大変なことになってしまいますよね。まずは開業までのステップを具体的にイメージし、課題点を洗い出していきましょう。

初めて水商売を始めるならガールズバーがおすすめ!

水商売の中でも、ガールズバーは比較的開業しやすいと言われています。たとえばキャバクラなら、開業資金として1,000万~2,000万円ほど用意しておくのが理想です。

これはあくまでも理想的な資金額であり、もし開業だけを考えるならば500万円程度でも可能。しかし「売れるキャバクラ」を作るためには、それなりの設備を整え、良い人材を集めなければなりません。

500万円~1,000万円以下の資金では、主要エリアから離れた立地の物件しか借りられず、内装や外観にこだわりも持てなくなります。さらに、水商売においてもっとも重要なカギとなる人材集めも、余裕のない資金繰りではままなりません。

一方、ガールズバーの開業に必要な資金は最低300万円、余裕を持って500万円が妥当です。先に挙げたキャバクラと比べ、ハードルが一気に下がったと感じたのではないでしょうか。

ガールズバーはキャバクラほど煌びやかな内装にする必要はなく、カウンター席のみで運営できるので小規模店舗で十分に成り立ちます。何より、人件費に大きな差が生まれます。

都心部のキャバクラは時給3,000円、ガールズバーは1,800円が平均です。加えて、ガールズバーの接客はキャバクラよりもずっとシンプルかつカジュアルですよね。

愛想の良さや最低限のコミュニケーション力など、一般的な飲食店接客ができるレベルであれば合格ライン。最初から何人ものプロ(経験者)を揃えなくてもいい点は、資金繰りだけではない「人材集め」において余裕が持てるのではないでしょうか。

もちろん言うまでもないですが、資金繰りや人材集めがキャバクラよりスムーズだからと言って「簡単に成功する」とはなりません。ガールズバーならではの大変さもありますし、舐めた姿勢でかかって成功できるほど甘い世界ではないのは、みなさんご存知のとおり。

その上で、水商売という大きなくくりの中で比較的チャレンジしやすいガールズバーは、初めて水商売を運営する人にとって成功確率を上げる選択肢です。ぜひ、現時点でクリアしている点と課題点を洗い出しながら、このあとの開業手順を読んでみてくださいね。

ガールズバーの開業手順ステップ

ガールズバーの開業は、以下のステップで進めていきます。

  1. コンセプト・理想像を書き出す
  2. 開業資金の調達
  3. 店舗の確保
  4. 各種届出の申請
  5. 備品調達・仕入れ
  6. 求人・宣伝

それぞれ細かく見ていきましょう。

ステップ①コンセプト・理想像を書き出す

第一に、どんなお店を作りたいか、具体的なイメージが出来ているでしょうか?

  • どのエリアで
  • どのくらいの規模で
  • どのような雰囲気で
  • どのようなキャスト達と
  • どのような客層で

このように、いろいろな要素に関する「HOW」をイメージします。頭の中でイメージしているだけでは課題点や矛盾点に気付きにくいので、実際にノートなどを使ってください。ファーストステップであるこの部分をおろそかにすると、早い段階でつまづいてしまいます。

たとえば「エリア」や「規模」は、そのまま必要な資金額に直結しますし、「キャスト」と「客層」が合わないとコンセプトが定まらず集客がうまくいきません。

もしも書き出している途中でイメージが湧かない感覚を覚えたら、いったん手を止めて、実際に何店舗かのガールズバーへ行ってみましょう!比較しながら数軒見てみると、アイディアが浮かんでくるはずですよ。

ステップ②開業資金の調達

第二に、開業資金の調達をしていきます。実際に開業するときにはステップ①の段階で決めたエリアや規模に合った物件を探していくのですが、先立つものがなければ進めません。

そのためこの段階ではまだ物件を決めきらず、ある程度のエリアと規模で予算を立ててください。仮に「家賃20万円」であれば、最低300万円が目安です。

当然ながら自己資金調達がベストですが、むずかしい場合は融資を考えます。その場合には、公的な金融機関の活用がおすすめです。

公的な金融機関の代表には「日本政策金融公庫」があります。「日本政策金融公庫」は税金を財源とした貸付専門の機関です。税金を使うため審査は厳しいのですが、「新創業融資」を利用すれば無担保・無保証で融資を受けられます。

民間の金融機関がダメでもあきらめずに方法を探ってみてくださいね。

ステップ③店舗の確保

第三のステップは、店舗となる物件の確保に進みます。最寄り駅や広さだけではなく、そのエリアに多い年齢層や業種から、あなたの望むコンセプトとマッチするかどうかを考えるのが重要です。

この段階で、もし気に入った物件とコンセプトが合わなければ、コンセプトの変更が必要になるかもしれません。それを「妥協」と考えるのではなく、「利益を出すための調整」と捉えれば柔軟な発想ができるはずです。

ステップ④各種届出の申請

第四のステップは、以下、ガールズバーの開業に必要な届出の申請です。

  • 食品衛生責任者資格
  • 飲食店営業許可
  • 深夜酒類提供飲食店営業開始届

最初にあげた「食品衛生責任者」は届出ではなく資格ですが、ガールズバーをはじめとする飲食店を開業するときには各店舗に1人立てるよう義務付けられています。講習を受けるだけですので、時間があるうちに取得しておきましょう。

次の「飲食店営業許可」は、保健所に申請し、検査を受けて合格をもらいます。(この際、食品衛生責任者を置いていることが条件になります)申請に必要な費用は16,000円~19,000円程度で、数年おきに更新も必要です。

そして最後に必要な申請となるのは「深夜酒類提供飲食店営業開始届」です。こちらは警察署の生活安全課に申請を出します。深夜0時以降もアルコールを提供する店では必須の届出ですので、忘れずに出してください。

ステップ⑤備品調達・仕入れ

第五のステップは、設備や備品を整えて、仕入先を決めていきます。照明や使う家具などは、あなたが開業するガールズバー全体のイメージを左右しますので、コンセプトからずれないように選んでいきましょう。

センスに自信のない方、もしくはとことんまでこだわりたい方は、出費はかさみますが、インテリアコーディネーターを頼るのもひとつ。また、掃除用具などの小物類を揃え忘れないように、リストアップして1つずつ消していくと安心です。

ステップ⑥求人・宣伝

開業の環境が整ったら、最後のステップとなる求人・宣伝に進みましょう。ガールズバー開業のスタートダッシュを成功させるために、もっとも力を入れて行うべきステップでもありますので、お金も時間もケチってはいけません。

求人の基本は求人サイトへの掲載ですが、一般のサイトだけではなくナイトワーク専門のサイトなど、複数のサイトを利用しましょう。同時進行でお店のホームページとSNSも作り、そちらでも求人の呼びかけを行います。

オープニングスタッフともなれば応募はたくさん来ると思いますが、その分、面接は大変です。行き当たりばったりの面接ではなく、質問する内容や採用基準を決めておきましょう!

宣伝はSNSのマメな更新、チラシ配りなど地道な作業を丁寧に進めていきます。最初は売れている人気ガールズバーの宣伝方法を真似るといいでしょう。

ガールズバー開業前に考えておきたいランニングコスト

ガールズバーは開業が目標ではありませんので、経営を続けていく長期的な視点を持った計画が重要です。特に開業から毎月発生するランニングコストは、経営する上で避けては通れない部分ですよね。

  • 家賃・光熱費
  • 人件費
  • 宣伝費
  • その他雑費

家賃は動かないので計算しやすいですが、その他の人件費から雑費にかけては毎月の売上げ次第で微調整していく必要があります。特に人件費は、どのような給料システムにするのかでも動きが変わってくるでしょう。

ドリンクバックの他に売上げバックを付けるのか、スライド制で時給を増やしてくのか、実際に働いてくれる女の子たちからの信頼やモチベーションにも関わってきますので、なるべくケチらずに運営していきたいですよね。

そのためにも、3ヶ月程度のランニングコストはカバーできる資金を用意しておくのがベストです。また、「その他雑費」も特に開店直後は何かと発生するものです。

ガールズバーの開業には「最低300万円」ですが、それだけでは心もとない運営となる可能性があります。余裕をもって500万円程度は準備しておくと、安心したオープニングを飾れるでしょう。

ガールズバー開業から成功へ!売れっ子を育てるには?

開業したガールズバーが成功するかどうか、そのカギを握っているのはキャストです。良いキャストが居る店は自然と流行っていきます。一方で見た目も接客も悪い店は、どれだけリーズナブルでも内装の雰囲気が良くても、お客さんは離れていきます。

では、開業にあたってどんな女の子を揃えておくべきなのか?そして売れっ子を育てていくためのコツは?経営者としておさえておきたいポイントを見ていきましょう。

ポイント①ルックスの良い子を最低1人

何人のキャストを雇うにしても、最低でも1人は「ルックスの良い子」を採用してください。ルックスが良い子はそれだけで初期集客力がありますので、リピーター確保のきっかけを多く作れます。

もちろん、いくらルックスが良くても挨拶ができない・面接に遅刻してくるなど基本的なマナーが不足している子は論外。しかしルックスの良さは「多少コミュ力に欠ける」や「あまり積極的な性格じゃない」など、ガールズバーにおける小さな欠点を十分にカバーしてくれます。

1人~2人ほどルックス最強のキャストがいれば、他の子は愛嬌の良さで選んでも大丈夫です。接客力は経験と共に培われていく部分も大きいので、それほどハードルを上げなくてもいいでしょう。

ポイント②出勤日数の多い子を最低1人

ルックスの良い子の他、もうひとつ重要なキーパーソンとなってくれるのは「出勤日数の多い子」です。週5以上のレギュラー出勤となるキャストを1人は確保できると、運営的に強くなります。

出勤日数が多い子はリピーターを掴みやすいですし、キャストをまとめるリーダー的存在にもなれるでしょう。ルックスがそこそこでも出勤日数が多い子は大事にしていくべき存在ですので、逃さないように!

ポイント③売れっ子を育てるコツはお金

ハッキリと言いますが、キャストたちのやる気はお金でしか生まれません。「やりがい」などは何の足しにもなりませんし、ストレートにお金でやる気を出させるのが一番です。

そのためにまず必要なのは、頑張りを給料に反映させるシステム(キックバックなど)。それからキャストたちがリピーターを掴みやすくする環境です。

たとえばイベントにこだわってみたり、カラオケが得意な子にはどんどん歌わせてみたりなど、日々の営業で出来る環境作りはたくさんありますので、常に頭を働かせましょう!

まとめ

ガールズバーの開業は、キャバクラやラウンジと比べてハードルが低いと言われます。その理由のひとつが、開業資金の低さなんですね。

  • 開業に必要な資金は300万円~500万円
  • コンセプトを決めて具体的にイメージする
  • 開業資金を調達する
  • 店舗となる物件を確保する
  • 各種届出を申請する
  • 備品調達・仕入れ先を決める
  • 求人と宣伝を打つ

これら1つひとつを丁寧に進めていけば、スムーズな開業につながります。しかし一番忘れてはならない心得は「開業はゴールではない」です。長く営業を続けたり、2店舗3店舗目と展開したり、あなたの望む形で成功するための第一歩が、スムーズな開業なのです。

これまで解説してきたステップをもとに、現時点での課題点を洗い出せたでしょうか?用意周到であるほど、開業後の運営もうまくいくはずですよ。

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