ぼったくり被害にあった場合の対処法|まず録音・撮影すべき!

キャバクラ

「自分だけはぼったくり被害に遭わない」と過信していませんか?ぼったくりはあなたが想像しているよりもずっと身近に潜んでいます。被害額は数万円~数十万円になるケースも……。キャバクラや居酒屋、繁華街で、もしぼったくりに遭ったらどう行動すればいいのか?今回はぼったくり被害の実例と合わせ、対処法を解説していきます。安全な夜遊びを楽しむためにも、万が一に備えて、覚えておくべき知識です。

繁華街の飲み屋・居酒屋でぼったくりは多い!

東京や大阪、主要都市の繁華街においてぼったくり被害は常に起きています。どれだけ条例を厳しくしても、くぐり抜けながらぼったくる悪質店は消えないのです……。

まずはぼったくり被害の実例から知り、気を引き締めましょう!最悪の場合、高額な請求だけではなく身体的な暴行を受ける可能性もありますよ。

「キャバクラのキャッチで」:請求額14万円

「キャッチの説明:一人セット料金3000円/H、女の子ドリンク別。延長は追加料金。

実際の請求料金:ふたり合計14万円。(実際には12万円を支払って解放)

歌舞伎町ぼったくり被害相談室

キャッチに付いて行かないのは、ぼったくり対策で基本中の基本!しかし歌舞伎町のような繁華街においては、まだまだキャッチからの被害が多く生まれています。

ぼったくりの多い街なのに危機管理が低いのでは……?と思うかもしれませんが、そうではありません。キャッチの方が手を変え品を変え、上手い言い方で誘ってくるのです。

この被害を受けた男性も、「キャッチじゃなくて案内所の人間だから信用してください!」なんて言われたそう。案内所と聞けば、安心してしまう人もきっと多いですよね。

いくら案内所であっても、ほとんどの繁華街でキャッチは条例違反です。何を言われても付いて行かないように!

「断りなしで酒を注文」:請求額24万円

「昨日歌舞伎町のキャバクラで1時間居て24万という不当な額を請求されました。女性キャストは僕たちに断りを入れずに酒を注文していたのでサービスだと思い見過ごしていました

歌舞伎町ぼったくり被害相談室

ぼったくり被害で、やはり圧倒的に多いのはキャバクラですね。キャバクラの性質上、女性キャストがドリンクを自由に頼みやすく、知らない間に注文が通っている被害が多いです。

自分は知らない、許可していないと言っても「目の前で注文したから了解している」と、支払いを迫られるケースになりがち。酔っている状態では、どうしても気が大きくなって「ドリンク一杯頂いてもいいですか?」の言葉に「いいよいいよ」と言ってしまう方がほとんどでしょう。

しかし初めて訪れる店では、まずはメニューや料金システムの確認が鉄則です!

「胸ぐらを掴んで…」:請求額1万5千円

「店側に金額が違うと訴えたところ、柄の悪い男性が現れ「なんか不満がありますか?」と言い放たれたといいます。そして、胸ぐらを掴む、頭突きをする等の暴行や脅迫があった

exciteニュース

「15,000円ならぼったくりとは言えないのでは?」と思うかもしれませんが、実はこの被害は居酒屋で「飲み放題1人1,980円」のキャッチについて行った事例なんです。明細には注文していない品物まで書かれていたそうで、かなり悪質度の高いぼったくり店ですね。

ちなみに暴行や脅迫は、刑事事件ですので、すぐに警察が動いてくれます。このような場合には腕っぷしに自信のある方でも、自分で解決しようとせず即110番をしてください。

居酒屋に多い手口!請求額の低いプチぼったくり

「客引きは複数の居酒屋と契約し客の売り上げの10~20%が報酬になるのが一般的。

「飲食代は客引きの報酬込みで設定する」

西日本新聞

ぼったくりと聞くとキャバクラやガールズバーが思い浮かびますが、先にご紹介したとおり居酒屋でも被害が起きています。居酒屋の場合には、予想額より数千円多い程度、高くても1万円前後のいわゆるプチぼったくり。

居酒屋のキャッチって、その店で働いている人が出ていそうですよね。しかし実際にキャッチを行っているのは呼び込み専門のアルバイト。契約している店につれていくと、キャッチにバックマージンが入る仕組みになっています。

相場より高いお通しやドリンク、週末料金やサービス料など細かい部分で加算していくのがぼったくり居酒屋の特徴です。キャバクラ同様に、居酒屋もキャッチについていくのはやめましょう!

国民生活センターに寄せられた相談事例

独立行政法人国民生活センターにも、多くのぼったくり被害相談が寄せられています。

  • 眠っている間にクレジットカードを切られた
  • 利用したクレジットカードを何回も決済されていた
  • 請求額の何倍もの金額をクレジットカードから引き落とされていた

このように、請求時点では問題が無さそうでも、クレジットカードを悪用した被害も多いのが最近のぼったくり被害の特徴です。また、身分証のコピーを取られ、後日高額な請求書が送られてくる事例もあり、しつこく支払いを求めてくるのも特徴と言えるでしょう。

出張や旅行で訪れた不慣れな街で被害に遭うケースも多いため、クレジットカードを切ったあとには必ず引き落とし金額を確認するクセを付けておくのも重要な対策ですね。

ぼったくり被害にあった場合NGの対応

ぼったくりは対策をしっかりと取ってさえいれば、99%は防げます。しかしぼったくり店は、さまざまな手口で儲けを出そうとするもの。どうしても避けられなかった場合には、それ相応の適切な対処が重要に。

まずはNG対応から見ていきましょう。

素直に支払う

居酒屋でもキャバクラでも、飲食店は提供する商品に自由に値段を付けられます。しかし客側に支払う義務が生まれるのは、「合意」がある場合のみ。

缶ビール10万円であったとしても、合意していれば支払う義務があるんですね。しかし合意がなく、また客側が見えやすい位置にメニューの張りだしなども無く、法外な値段を請求された場合には支払いを拒否する権利があります。

怖いからと素直に支払うと、泣き寝入りで終わってしまいますよ。

逃げる

飲み食いした事実がある以上、支払いに応じず黙って逃げると無銭飲食に当たります。この場合、あなたの方が訴えられてしまう可能性がありますので、まずは落ち着いて明細を要求してください。

また、ぼったくりに気付いた時点からすぐに証拠を残すように行動するのが重要です。スマホの録音機能で良いのですが、いざという時慌てていても動かせるよう、普段から起動方法を把握しておきましょう。

ただし、暴力行為が及んできそうな場合にはこの限りではありません。殴る、蹴る、叩く、脅されるなど、身の危険を感じたなら逃げるのが一番です。

警察を呼ぶ時は「金銭トラブル」はNG

もしかしたら相手側が「どうぞ警察でも何でも呼んでください」と言うかもしれませんし、実際に軟禁状態になっている(気がするだけでも)なら、警察に来てもらうのがベストでしょう。

しかし110番で「ぼったくりで高額な請求をされて……」など、金銭トラブルとして伝えるのはNGです。金銭トラブルは民事のため、警察は動けないから。

警察を呼ぶ場合には「脅されています」「店に閉じ込められています」など、刑事事件性のある言葉を使うようにしましょう。支払わず、正当な方法でその場を逃げ切るのが第一の目標ですので、警察を介入させて脱出できれば良いのです。

ぼったくり被害にあった場合、適切な対処ステップ

ぼったくり被害に遭ったと気づいたら、まずは冷静になってください。その上で、適切な対処を順番通りに進めていくようにしましょう。

  1. 明細の提示を要求する
  2. 交番前への移動を提案(店から出る)
  3. 弁護士事務所へ連絡する(訴訟の意思を見せる)
  4. クレジットカードで支払う
  5. 国民生活センターに相談する

1つひとつ進めていく中で、ぼったくりである証明をする(証拠を掴む)・暴力行為に発展させないがキーポイントとなってきます。それぞれ、順番に詳しく解説していくのでいざという時のために覚えておきましょう!

①明細の提示を要求をする

まず第一にやるべき対処は、明細の提示要求です。この時点ですでに「いやいや!こんな金額はおかしいだろう!」と怒鳴りたくなるかもしれませんが、そこはグッとこらえて冷静に「明細を見せてもらえますか?」と対応しましょう。

提示された明細では、以下の項目をチェックしてください。

  • 注文数が合っているかどうか
  • 相場金額との差はどれくらいか
  • 意味の分からない項目はないか

ぼったくりの手口としてよくあるのが、自分が飲んだお酒自体は適正価格(言われた通りの金額)でその他項目を明らかに高く設定する方法です。例えばキャバクラなら「アイス(氷)〇万円」「チャージ料金〇万円」「つまみ1品〇千円」などが挙げられるでしょう。

明細は写真を撮り、証拠を残します。

②交番前への移動を提案(店から出る)

悪質度の高いぼったくり店では、店から出にくい雰囲気を作ります。よくある″怖い人が裏から出てくる″も、逃げられないようにするための手口です。

ぼったくり店とは言え、暴力行為にはそうそう簡単に発展させないはずですが、万が一を考えてまずは店の外へ移動するように提案してください。「そんな素直に移動してくれるの?」と不安に感じますが、大丈夫です。

交番前での料金交渉は意外とあり、店側も素直に応じるケースの方が多いです。というのも、民事不介入の原則で警察がなかなか動けないと知っているからなんですが……。それでも、自分にとって圧倒的に不利な状況からは一刻も早く移動するのが得策と言えますよね。

出来るだけ自分が冷静に対処できる場所を選び、安心材料を増やしながら対応しておくのが重要です。

③弁護士へ連絡する(訴訟の意思を見せる)

いつまで経っても埒が明かず限界を感じたら弁護士事務所へ連絡しましょう。電話口の弁護士にもよるとは思いますが、うまく行けば直接相手側と電話で交渉してもらえるケースもあります。

ぼったくり側も、訴訟までは起こされたくないはずです。なぜなら勝てないから。そのため訴訟の意思を強く見せるだけでも、料金交渉しやすくなります。

④クレジットカードで支払う

最終手段ですが、料金交渉にも応じてもらえず、請求金額をそのまま支払わなければならない場合には、クレジットカードを利用してください。後日、警察への被害届を出したり弁護士へ相談したりした上でクレジットカード会社に連絡すれば、引き落としを止める・返金してもらえるなどの対応をしてくれます。

ただし、この場合にも証拠が何より重要ですので、明細の撮影や会話の録音はなるべく多く取っておくようにしてください。

⑤国民生活センターに相談する

この記事内でお伝えしているぼったくり被害の対処法は、あくまでも基本です。人によってぼったくり被害に遭う状況が異なるため、適切に対処しても一筋縄ではいかないケースも当然あります。

その場合には、国民生活センターの「消費者ホットライン」へ相談してください。局番なしの「188」でつながります。また、各自治体の相談窓口へ直接行くのも良いでしょう。

国民生活センターに守秘義務がありますので、どのような業態の店を利用していた場合でも、会社などにバレる心配はありません。

ぼったくりに合ったら、まず録音・撮影!逃げるはNG

「これはぼったくりだ」そう気づいたら、まず録音・撮影で証拠を残す!これは鉄則です。その上での対処方法を、もう一度おさらいしておきましょう。

  1. 明細の提示を要求する(おかしな点を見つける)
  2. 交番前への移動を提案する(店から出る!)
  3. 弁護士へ連絡する(訴訟の意思を見せて料金交渉させる)
  4. クレジットカードで支払う(後日被害届を出し、カード会社に連絡)
  5. 国民生活センターの消費者ホットラインに相談(188)

とはいえ、ぼったくりは「遭わないための対策」も重要です。キャッチにはついて行かないだけでほとんど防げるので、不慣れな繁華街であっても無料案内所やポケパラを活用し、安心安全に楽しんでくださいね。

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