Ⅱ-CXXII🐦⬛ 孤独から僕を救ってくれたから貴方にすべて捧ぐと決めた。 - 黒姫/Ⅱnd Leader - ZeRoPhIlIA・ゼロフィリア - すすきのガールズバー
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Ⅱ-CXXII🐦⬛ 孤独から僕を救ってくれたから貴方にすべて捧ぐと決めた。
2025年11月04日 12時25分
読んでくれてありがとうございます🐦⬛
ZeRoPhIlIAの黒姫です🐦⬛
前回のブログ
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「ツバメくん、ツバメくん、
小さなツバメくん、もう一晩だけ、
わたしのところにいてくれないだろうか」
「エジプトで友達が待っているんです。
明日にはみんな第二の大滝まで
飛んでいくのです。
そこには河馬がいて、
巨大な花崗岩の玉座にメムノン神が
座っておられ、水辺のライオンが、
滝の轟きよりも大きな声で叫ぶのです」
「ツバメくん、ツバメくん、
小さなツバメくん。
町のずっとむこうがわにある
屋根うらの部屋に、
ひとりの若者が見える。
書類でおおわれた机に座っていて、
コップにしおれたスミレの束が
さしてある。
劇場の支配人のために戯曲を
書き上げなければならないのだが、
寒くてもう字がかけないのだ。
暖炉にはもう火がなく、
ひもじさで目が回りそうなのだ」
「もう一晩。もう一晩だけ、
お勤めをしますよ」
ツバメはそう言いましたが、
本当は優しい心の持ち主です。
「もう一つ、
またルビーを持っていきましょうか?」
「いや、もうルビーはないのだ。
残っているのはこの目だけ。
千年も前にインドから来た
この珍しいサファイアを抜き取って、
あの若者のところにとどけてくれ。
彼はそれで薪と食べ物を手に入れて、
戯曲を書き上げることができるだろう」
ツバメは泣きだしました。
「王子さま、そんなことはできません」
「ツバメくん、ツバメくん、
小さなツバメくん、
私の言うとおりにしなさい」
しかたなくツバメは王子の目から
サファイアをぬきとると、
若者へとどけました。
屋根の穴から造作もなく
屋根裏部屋に入り込むと、
頭を抱えて羽音も聞こえない若者の前に
あるしおれたスミレの束の上に、
サファイアを置きました。
「僕も世間に認められてきた。
これは僕の崇拝者からの
贈り物に違いない。
これで戯曲を書き上げることができるぞ」
若者は幸せそうに叫びました。
翌日、ツバメは月が出る頃に
幸せな王子のもとに帰って、
言いました。
「お別れに来ました」
「ツバメくん、ツバメくん、
小さなツバメくん。
もう一晩だけ私のもとにいてくれないか」
「もう冬がきます。
もうすぐ冷たい雪がふってくるでしょう。
エジプトでは棕櫚の木に暖かい日が差し、
仲間はバールベックの神殿に巣を
作っているでしょう。
お別れをしなければいけません。
王子様のことは決して忘れません。
春になったら、
バラよりも赤いルビーや、
海よりも青いサファイアを、
おみやげに持ってきましょう」
「下の広場に、
小さなマッチ売りの女の子が
立っているんだ。
靴もはいていなければ、
頭にも何もかぶっていない。
しかもマッチをみんな
溝に落としてしまって、
お金を持って帰らないと父親にぶたれると
泣いているのだ。
わたしのもうひとつの目をぬきとって、
あの子にとどけてやっておくれ」
「もう一晩だけ、
あなたの御用をしましょう。
でもあなたの目を抜くなんてできません。
そんなことをしたら、
王子様はすっかりめくらになって
おしまいになる」
「ツバメくん、ツバメくん、
小さなツバメくん、
わたしの言うとおりにしておくれ」
ツバメは王子の目を
もうひとつぬきとって、
マッチ売りの女の子へとどけました。
女の子のてのひらに宝石を
すべりこませると、
小さな女の子は、
「なんてきれいなガラス玉でしょう!」
と叫んで、
笑いながら家に駆け戻りました。
王子のところに戻ると、
ツバメは言いました。
「王子様はもうめくらにおなりです。
ですからずっと、
僕はあなたのそばにいましょう」
「いや、小さなツバメくん、
きみはエジプトに行かなくてはならない」
と哀れな王子は言いました。
「僕は、
いつまでもあなたのそばにいます」
ツバメはそう言って、
王子の足元で眠りました。
そして次の日から、
ツバメは一日じゅう王子の肩にとまって、
今まで見てきた数々の異国の話を
しました。
「かわいい小さなツバメくん、
君は不思議なものの話をしてくれるが、
男女の悲しみこそ、
何物以上の不思議なのだ。
悲劇以上の不思議はない。
小さなツバメくん、
町の上を飛んで、
そこで目にうつったもののことを
話してくれないか」
ツバメは町を飛びまわって、
見てきたことを王子に話しました。
町には贅沢な暮らしをする
富豪がいる一方、
門のところには乞食が座り、
橋げたの下には飢えた二人の男の子が
抱き合って寒さを
しのごうとしているところを、
「こんなところで寝るんじゃない!」
と夜警に怒鳴られて
雨の中に追い出されていました。
「わたしの体は、金でつつまれている」
王子は言いました。
「これを一枚一枚はがして、
あの貧しい人たちにとどけておくれ。
生きている人はいつも、
黄金さえあれば幸せだと
思っているのだから」
ツバメは王子の体から、
一枚一枚金箔を剝がしました。
やがてしあわせな王子は、
すっかり鈍い灰色の体に
なってしまいました。
ツバメが金箔を届けると、
子供たちの顔はバラ色になって、
喜んで通りで遊びました。
「もうパンには不自由しないぞ!」
子供たちは叫びます。
やがて、雪が降り、霜が降り、
氷柱が家々の軒から下がりました。
人々はみな、
毛皮にくるまって
出歩くようになりました。
かわいそうにツバメはだんだんと
凍えてきましたが、
それでも王子を置き去りに
しようとはしませんでした。
ツバメは、
心から王子を愛していたのです。
しかしツバメは、
とうとう自分の死期を悟りました。
もう一度、王子の肩に飛び上がるだけの
力しか、体には残ってはいませんでした。
「王子さま、さようなら」
ツバメは言いました。
「お手にキスをさせてくれませんか?」
「ああ、やっとエジプトへ行くのだね。
嬉しいよ。
君はここに長くいすぎた。
私の唇にキスをなさい。
私は君を愛しているのだからね」
「いえ、
僕が行くのはエジプトじゃありません。
死の家へ行くのです。
死は、眠りの兄弟のようなものじゃ
ありませんか?」
そしてツバメは幸せな王子のくちびるに
キスをすると、
王子の足元に落ちて死んでしまいました。
そのとたん像の中で、
なにかが壊れたような、
ぴしりという奇妙な音が響きました。
それは王子の鉛の心臓が、
悲しみで真っ二つに割れた音でした。
今回はここまで。
続きはまた今度。
それでは、
はつかねずみがやってきた。
はなしはおしまい。
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プロフィール
名前:黒姫/Ⅱnd Leader(クロキ) [21才]
T158
肩書き:Re:呪いか、罰か
血液型:AB型
前職:コンカフェ、スナック
お酒・タバコ:普通・吸う
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